憧れと期待。現在進行形の "Good Rockin' Band" のギタリスト達 - The Fabulous Thunderbirds -
"Dr. feelgood" や、"Jimmie Vaughan" を好む方にはお馴染みの "The Fabulous Thunderbirds"。"Jimmie Vaughan" が、"Kim Wilson" とこのバンドを創ったのは、1974年。もう40年以上も前のことだ。世の中、様々な音楽嗜好の盛衰があり続けてきた中、彼らの "Good Rockin'" なサウンドは変わらず(もちろんトライアウトや向上あってのこと)、現在進行形で楽しませてくれている。
音楽のスタイルや志向に迷った時、"BAND" の面白さと心地よさを想い出させてくれるのは、いつも彼らだった。
今、"Kim Wilson" とともにこのバンドを彩っているギタリストは、"Johnny Moeller" だが、何人ものギタリストがこのバンドの中を通っていった。今日はそのあたり、調べ直してみよう・・・
手元に Guitar を用意して・・・
The Fabulous Thunderbirds のサウンド聴きながら、今日の午後過ごすってのはどう?
この写真は、2006年の "Riverwalk Blues Festival" のときのもの。この笑顔のギタリストは、"Nick Curran" だね。今の "Johnny Moeller" に変わる前、数年間 Thunderbirds に在籍してた。
残念なことに、"今は亡き" が続くが。
Bayfront Blues Fest(2017)/Johnny Moeller
やはり、Jimmie Vaughan のこと。伝説になってしまった弟とはまた違う、彼の魅力 (1974-1989)
弟が、(ほんとに!)残念ながらヘリコプター墜落事故で亡くなってしまった、Stevie Ray Vaughan 。(またまた脱線・・・この事故の時、クラプトンのボディーガードの全員亡くなったんだよね。一緒にクラプトン乗らなくてよかった)
1974年に "The Fabulous Thunderbirds" を結成して、89年に脱退するまで、当時イギリスのビート系の BluesRockBand が人気を博する中、アメリカの "Good Rockin' Band" として活躍してくれた。
Rock with me!(1980)
Powerful Stuff(1989)
どちらかというと、Blues Rockin' な 1980年の "Rock with me" と、より Rockbeat色の強い "Powerful Stuff"。どちらも、Jimmie のギターが心地良いー。(※どちらもTVからの動画アップで著作権心配だけどこうやって見させてくれて嬉しい・・・ん?まずいこと言ったか)
なんか弾くときの姿勢が、Stevie Ray Vaughan に似てない?
Rock with me!(1980)
interview from 85?
Dick Clark(!) によるインタビュー と 若き Thunderbirds への 85年ころのインタビュー。
Stevie Ray Vaughan And The Fabulous Thunderbirds--What I Say
御大、Duke Robillard が Jimmieの抜けた穴を埋めた3年間 (1990-1993)
Jimmieが、抜けちゃったあとは、1948年生まれの Duke Robillard がしばらくの間、Thunderbirds のギタリストとして活躍。今も元気で、時々 Youtubeでも見かける。(Duke Robillard Guitar Lesson)
jazz や swing にも精通している彼が、kim の求める Rockin' に必要だったのかな。
Jimmieが抜けた穴を、2人のギタリストで埋めたんだよね。もうひとりの(少し)若手がDoug "Kid" Bangham 通称 "Kid Bangham" だね。
今年の 「Onset Bay Blues Festival」に出演している姿が観られる。
Can't Stop Rockin
I Cross My Heart(1991)
Duke Robillard なんか凄い"顔"で弾く人だよね(いい意味)。ストラトの乾いた心地よいサウンドがいいね。二人の掛け合いがとても気持ち良い "Can't Stop Rockin" と Slowな "I Cross My Heart" を。Kid Bangham のギター いいな。
世紀末をまたいでそのあとを受けたのは、Kid Ramos。いいギタリストだよねぇ (1993-2002)
結構長い間、Thunderbirds のギタリストとして支え続けてきた。また、1ギタリスト のスタイルに戻ったね。
私と同世代だ。2つ上のお兄さん。こんなに格好良く歳とりたいもんだ。
Kim Wilson & Kid Ramos
Live 97 or 98
ボーカルの kim と二人だけで演ってるビデオは印象的だった。そして、身体浮き立つ LIVEの映像。彼の演奏スタイルは、どストライク!
live at the 2013
NAMM Show
Kim Wilson, Kid Ramos
and the 44s(2017)
2013年に 再び一緒に演ってる姿が観れて、また嬉し。
そして・・・なんだ、今年も一緒に演ってんじゃないか!(嬉しいってことよ)
Kid Ramos の脱退を引き継いだのが、巨漢(!失礼)。Troy Gonyea!!! (2002-2005)
この頃は、しょっちゅうギタリスト変わるな・・・という印象が強かった。
Kim Wilson のソロアルバムでギター弾いてる(Smokin Joint)。その辺りの縁だったのかな。"豪快"って感じの人だよね。
Georgia Slop
Troy Gonyea & The Howl
歌ってる動画も観られる。でもあまり での動画とかないんだね、残念。自分でボーカルも取るメインバンドの方が活躍多いみたいね。でも少し Rock寄りのサウンドスタイル、好きだなぁ。
Nick Curran かれも3年ほどの在籍だったけど、印象は強かったな。 (2005-2007)
ロカビリーのバンドにもいたらしい、彼のスタイルも、The Fabulous Thunderbirds の "Good Rockin'" を支えたんだろうね。
でも残念なことに、2012年、癌で亡くなってしまった。35歳! 若すぎるだろう!
Nick Curran in The Fabulous Thunderbirds
playing SX SJM guitar
Nick Curran And
凄く歌いたくて・・・・どちらかというメインフロントマン、だよね。
Bluescazorla Festival 2006
the crawl 07/2007
そして、Johnny Moeller! ずっと、to be continuedさ。 (2007-****)
"職人" Johnny Moeller。相当、勉強になるよ。練習しなきゃ。
It Takes Time
Wachusett Mountain Blues Fes
このもう一人のギタリスト、Mike "killer" Keller とのコンビ・ギター。しびれます。
Telephone Blues(2017)
まるで、Good Rockin' Schooll ほんとずっと残ってほしいバンド
あまりに面白いので、wikipedia さんから転載させていただきます!(ありがとう wikipedia)
kim 校長の元、参加してきた Good Rockin' Artist たち。
画像出典:wikipedia
Tuff Enuff/official music video
素晴らしいギタリスト達が通り抜けて長く続いたバンド。かつては、John Mayall & The Bluesbreakers, The Tard Birds なんかもそうだろうけど、この、"The Fabulous Thunderbirds" とにかく、長い!
"Kim Wilson" の強靭なパワーと個性、意思がそうさせるんだろうけど、こんな "Good Rockin' Band" 私も演りたい!