久しく名前を聞くことがないが、この天才の Blues フィーリングを忘れられない。30代で召されてしまったが、存命なら音楽の歴史も大きく変わっていたことだろう - Mike Bloomfield -
事務所引っ越しの影響で(あぁ、言い訳だな)、ブログ更新が滞ってしまった。まだまだ数多く紹介したいアーティストがいるのだから、続けなきゃ。ねぇ、林さん(故人で恩人の大好きだった人)。
Bluesの持つ魅力にとり憑かれ、LPレコードを漁っていた頃、とても印象的なジャケットに出会った。二人の顔のイラストが大きく配置されたそのアルバムにとても興味を持ち、ジャケ買い。
それが、白人Bluesギタリスト(こういう言い方も今は差別という方も、多いのだろうな)として、個人的には一番だと思っている "Mike Bloomfield" との出会いだった。
音楽が好きなみなさんに聞きたい
レコードを聴いてて、身体が固まる。こんな経験ある?
これ、「 フィルモアの奇蹟 "Live Adventures of Mike Bloomfield & Al Kooper" 」一緒に写っているのは、これも一世風靡した Al Kooper 当時、流行っていた スーパーグループ としてのユニットの流れ。
どちらかというと、フレーズが印象的で覚えやすい(それも凄い事だけど)Eric Clapton がアイドルだった当時の私は、このアルバムを聴いて、身体の動きが止まってしまったことに驚いた。
そう、な~んも出来なかった。ただ、聴きこむことだけ。
Dear. Mr. Fantasy
Jeff Beck や、Jimi Hendrix ともまた違う、感覚的なギターソロ。一発でファンになってしまった。この時、彼25歳(!)
シカゴに生まれ育って、もう Bluesどっぷりで育ったんだろうね
最初は、これも、Bluesの学校。 Peter Green も参加する(彼は後期)、Paul Butterfield Blues Band で活躍してたんだよね。
born in chicago
Newport Folk
Festival
Walking
by Myself
Paul Butterfield Blues Band としては、これがひとつの頂点だったのかな。名盤「East-West」の発売
Live at the Whisky A Go-Go/1966
なんか凄い熱気が伝わってくるよね。
Work Song
/1966
Work Song
/1974
定番 Work Song を、Mike が mike bloomfield&friends として演ったものも並べておこう。
そして、この後「Super Session」として、Al Kooper や Stephen Stills と歴史に残る名盤を残すわけだ
といっても、もうこれらの名前を聞いたこともないというミュージシャンにも良く会う。少し、さみしいね。
Albert's Shuffle
Stop
Man's
Temptation
You Don't
Love Me
面白いアレンジで、大好きな Magic Sam の You Don't Love Me 演ってくれてるー!
魔法の指を持ったギタリスト。その名も Magic Sam
彼も当時の幾人かの天才と同じく、薬に溺れ召されてしまう・・・
1943年生まれで、1981年だから、38歳で逝ってしまった。
もし存命だったらその後の Blues Revival や ROCKの台頭にどのように参画していったのだろう・・・ほんとに残念。
LIVE の活き活きとした彼の姿を観て欲しい!
Over Lovin' You
The Electric Flag
Drinking Wine Live
Reunion 1978
with Elvin Bishop
Fenway Theatre
1971
二人の大御所との共演!
One More Mile To Go'
with Taj Mahal
It's My Own Fault
with Johnny Winter
Little Wing
最後に、
Mike Bloomfield らしい解釈の Jimi Hendrix の名曲で
おやすみなさい。