namiowelcomeの日記

ギターとバンドと映画と小説と私。たまにプログラム。

この人もミュージシャンズミュージシャン。独特なピッキングスタイルが世界を創り、世界を変えた。今も現役で活躍し続けるフィンガリングヒーロー - Mark Knopfler -

 Eric Clapton が笑っている。控えめに後ろに立ち、サイドバッキングに徹している。そのとき、センターで軽妙な指さばきでギターを弾いていたのは、独特で軽快なフィンガリングで私たちを虜にした、"Mark Knopfler" だった。
 これは、Youtube で二人の共演映像を観たときの話だ。
 1970年代半ばころだったか、"Dire Straits" という Rock Band が出てきたとき、あまりに格好のいいサウンドに夢中になった。

 憧れるましたね、あの指さばきと味わいのあるサウンド・・・

職人がアートになったようだね、Mark Knopfler っていう人は

MARK KNOPFLER GREATEST HITSMARK KNOPFLER GREATEST HITS

 1949年生まれだから、68歳。まだまだ元気で活躍しているようで、嬉しい限り。前回の Roy Buchanan もそうだけど、この人も、独特な音楽でリスナーを、瞬間で虜にしてしまいますね。
 なんか、そういうアーティストって、最近は少なってきているじゃないのだろうか。超絶早弾きギタリスト とか、轟音サウンド、POPな曲創りのうまいアーティスト・・・などが溢れる現在、Mark Knopfler には、いつまでもその個性で私たちを虜にし続ける人でいて欲しい・・・

Hill Farmer's Blues-redux in 2017

 聴いていて、たまらなく気分が良くなるよね。相変わらずの指さばきとフレーズ、音色、素晴らしい。このフィーリングとテクニックはとても、簡単には得られないけれど、少しでもマネして努力しよ。

Clapton と Mark はとても仲の良い兄弟みたいだ。(ここに George が居ればもっといいのだけど)

 良く共演してますね。一時は、Clapton のバックバンドの正式なギタリストとしても活躍してたようですね。それぞれ歴史を創ってきた二人だけど、すごく尊敬しあっているんでしょうね。伝わってきます。

Brothers in arms live/1988

 Nelson Mandela の、70th Birthday Tribute の時の映像。そういう Mark も、もうすぐ 70歳じゃないか!

Wonderful Tonight

 Clapton の、Wonderful Tonight を素晴らしいアレンジで聴かせる。

Mark Knopfler, Eric Clapton, Sting & Phil Collins

 ヒットした Money for Nothing を演ってくれてる。
 最初にステージ入ってきたのは、Sting、紹介されて照れくさそうに笑うのは Eric Clapton。う~ん、凄い いい感じ。

Dire Straits の最初のアルバム「悲しきサルタン」は、当時、かなり異質な取り扱いだったようだ

 これを出したのは、1978年。Andy GibbBee Gees がチャートを席巻し、どちらかというダンス音楽が隆盛、The Rolling StonesMIss YouEric ClaptonLay Down Sally ・・・確かにそんな中、この名盤でデビューは異質だったかもしれない。

Sultans Of Swing
/1978
Sultans Of Swing
Live/1979

 大好きな曲なので、LIVE とあわせて2つ貼っておきます。この 軽い抜群のグループ。

Water of Love
/1978
Water of Love
Live/1979

 こっちも好きな曲、Water of Love。これも、Live と合わせ2つ貼っておこ。

当時の音楽傾向なんて関係なく、Sultans Of Swing が大ヒットし Markの世界観が世界中を虜にする

 この後、イギリスでヒットした「哀しみのダイアリー(Private Investigations)」なんて、当時の音楽傾向とはまったく違ってますよね。

Private Investigations
 
Private Investigations
Live/1986

 ハードボイルドを意識した曲(Philip Marlowe に触発されたらしい)。

Money For Nothing
 
Money For Nothing
Live/1985

 そして大ヒットしたこの曲に繋がってゆく。85年の映像は、当時社会現象にもなった "Live Aid" のものだ。

Country に深く親しんでいたんだろうね。あのフィンガリングは。その後の多くの共演映像が観れる

Mark Knopfler & Chet Atkins - Instrumental Medley

 大御所 Chet Atkins との素晴らしいデュオだけど、なにより、Chet Atkins がとても嬉しそうな顔をしているのが印象的。昨夜の Roy Buchanan の演奏に目を細める Mundell Lowe を想い出す。

 素晴らしいのでもう少し。

I'll See You
In My Dreams
Poor Boy Blues
1990
Things have changed/Bob Dylan & Mark Knopfler

 Bob Dylan の唄にも、Mark のギターは会うね。

This is Us/Mark Knopfler & Emmylou Harris

 そして、カントリー界、永遠の歌姫 Emmylou Harris との共演。

 こちらも、素晴らしいのでもう少し。

So Far Away
Born to Run

 Roy Buchanan もそうなんだけど、Mark Knopfler もやっぱり、あまりに美しく心地よいギターで、ずっと堪能してしまう。知らない人もいるかもしれないけど、きっと、聴いたら誰もが虜になると思うんだ。

Imagine

 最後は、
Chet Atkins と二人で演ってる
john の曲で・・・
おやすみなさい。

 

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