ベストアルバムが今月リリースされた、彼らの新曲「Back In The USA」の疾走感。遅咲きのファンですが、これからもよろしく！ - Green Day -

　このニュースを聞いたとき、あぁ、やっと出してくれたね、とは思った。
　けれど、ベストアルバムかぁ、とがっかりもしたな。
　俗にいう、Punk Band はあまり聞いてこなかったけれど、私にとって、彼ら Green Day は別。ずっと気になっている大好きな R&R Band。

　名前は知ってた。でも、アメリカのパンクバンドということで、たいして気にしていなかったんだ。それが、今から10年ほど前、彼らが、John Lennon のトリビュートアルバムである、Instant Karma: The Campaign To Save Darfur に参加したことを知った。

　彼らがカバーに選んだのは、なんと・・・

John の大好きなアルバム「ジョンの魂」の収められていた、Working Class Hero だったんだ！

　このとき始めて彼らの興味を持ち、それからしばらく、時代をさかのぼり、彼らの世界に没頭していったんだ。ついこの間のこと。そう、かなりまだ浅いファンの一人。
　ちなみにこのアルバムジャケットは新作のものだよ。

　John Lennon のアルバム「ジョンの魂（！凄い邦題）」に収められていた、大好きな曲 Working Class Hero を彼らは、トリビュートのカバーに選んできた。・・・聴いた・・・イメージしていたパンクバンド的なアレンジではなく、とても、John をリスペクトしていることがよくわかる（そう感じる）、素敵なサウンドだった。エエやん！

Working Class Hero

John Lennon(1970)

Green Day(2007)

　ちなみに、この曲はあの、Marianne Faithfull や、Marilyn Manson もカバーしている。

American Idiot

　さぁ、ビデオ集めだ！
　最初は、やはりこの曲かな。私自身こんな年齢になってても、この曲がかかると心躍り、膝がリズムを刻み始める。いい曲だね。創り方うまいし、サビもキャッチーでいいよね。

最初はやはり、パンクバンドとしてスタートしたようだが・・・

　彼らが、最初に契約した地元レーベル「ルックアウト・レコーズ」とのやり取りが面白い。

デモテープを手に社長と会う - そう簡単には受け入れない
200マイル離れた遠い場所にレコーディングやりにくる気あるかい？
社長にそんな気はなく、到着したら鍵がかかったほったて小屋だった
鍵をぶち壊し、発電機を盗んできて
近所の子供12人を集めてロウソクを持たせ、演奏ができるようにした
社長は驚き、見事契約となる

ほんとかよ。

Green Day- Green Day(1990)

　Green Day って、1stアルバムと言われている、1,039/Smoothed Out Slappy Hours に収められていたこの曲から、名前をとった？( by wikipedia)
　ここでたたいていたドラマーはその後、抜けたらしいね。

Welcome To Paradise [Live]

　２作名のアルバム、Kerplunk が、全世界で100万枚を超えるセールス！その中に収められている、Welcome To Paradise。パンクといっても、曲中におけるブリッジ部分の仕掛けや構成に凄くR&Bの匂いを感じるのは、私だけだろうか。ドラムは、Tre' Cool に変わっている。

メジャーデビューして、よりキャッチーでポップ色が強くなってゆく

　後に、全米で "ダイヤモンドディスク (1,000万枚以上!)" となるアルバム「Dookie」・・・このあたりから快進撃だね。

Longview [Live in Chicago] 1994

　ベース Mike Dirnt の心地よいウォーキング・ベース（そう、これは、ウォーキングベースだ！）が印象的。彼は後に最優秀ベーシストに選ばれる（California Music Awards）
　冒頭に述べたように、このあたり、私はリアルタイムに聞いていたわけではない。2007年ころ彼らを知り、遡って聞いたんだ。Roots探りに古い Blues 聴いてきたようにね。（当然、映像など観れてはいないが）

この曲はロングセラーになって、映像も色々な年代のものが、Youtubeにあげられている。
（どれ観ても、ほんと、ベースの印象が強く秀逸な曲）。