今週末は、彼の曲を聴きながら、のんびりするのはど～だい？ - Slim Harpo -
Blues系のアーティストは、(身体の?)容姿を名前に入れてること多いですよね。"Big Bill Broonzy", "Big Joe Turner", "Little Walter", "Fats Domino", "Memphis Slim", "Magic Slim" ・・・
今日はそんな中から・・・
痩せっぽちハーポ?。Slim Harpo のお話を
( by LightFats Namio )
1924年生まれで、1970年には心臓発作（多いな）で召されていった、スリム・ハーポ。最初は、"ハーモニカ・スリム"っていう名前で活動してたけど、他に同名のアーティストがいた為に、奥さんのアイデアから ハーモニカをもじって、"スリム・ハーポ"。なかなかセンスのある奥さんだ。
Rainin' In My Heart(1961)
この曲好きで、20代のはじめ、よく聴いた。でも、好きすぎて当時、日本語に直してレコーディングとかした、恥ずかしい過去があることも書いておこう。（聴かせられません）
TE-NI-NEE-NI-NU(1968)
この曲も大好き！ "TE-NI-NEE-NI-NU" ってのは未だよくわからないのだけど、これも、"俺の TE-NI-NEE-NI-NU" とか訳して唄ったなぁ・・・恥ずかしく懐かしい想い出（遠い目）。
気負いがなく、けだるい、ゆる～い感じ。気持ちいいです
お休みの日に彼の曲かけて、コーヒー飲みながらぼうっ～とする・・・あぁ、なんて素晴らしい光景だろう。
冒頭で Slim を "痩せっぽち" って解釈したのはあくまで推測。彼は最初、Lightnin' Slim のサイドマンだったらしいから、彼の名前からとったのかもね。
一般的には、初期の "The Rolling Stones" が彼の曲を、よくカバーしてたことで有名だよね。
I'm a King Bee
I'm a King Bee(the rolling stones)
Shake Your Hips
Shake Your Hips(the rolling stones)
イギリスのRock Artist には相当好かれてたみたいね
あぁ、こうやって原曲とカバーと並べるの、いいな。あとで聴き直したいので、いろいろ貼っておきます。
I Got Love If You Want It
I Got Love If You Want It(The Kinks)
I Got Love If You Want It(The Yardbirds)
Raining in My Heart(Pretty Things/1966)
Don't Start Crying Now
Don't Start Crying Now(Them/1964)
Don't Start Crying Now(Van Morrison)
(The Count Bishops !!!)
いくつかの逸話。うなづける話ばかりだ。
- 最初のアイドルは、Blind Lemon Jefferson だそうな。
- 彼自身のギタープレイも、とてもいい、のだが、彼のギターヒーローや好きな曲は、"John Lee Hooker" の、"Boogie Chillun"、"Bo Diddley" の、"Bring It To Jerome"。なるほどねぇ。
Boogie Chillun(John Lee Hooker)
Bring It To Jerome(Bo Diddley/1955)
- 彼の "Shake Your Hips" は、"Z.Z.TOP Billy Gibbons" の、"Shake Your Hips" ギターリフに影響与えたらしい。 どれどれ。
La Grange(Billy Gibbons)
- 1966年 ビルボードのR&Bチャートの第1位
Baby Scratch My Back
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142曲収録のボックスセット、BUZZIN' THE BLUES-THE COMPLETE SLIM HARPO 5-CD ・・・う～ん、お金貯めて買わなきゃ。
週末は彼の曲聴いて、少しのんびりしよう・・・
20代のころから、ずっ～とアイドル、Slim Harpo。これからも、ずっ～と聴き続けます。ありがとう、Slim Harpo。 by LightFats Namio
