namiowelcomeの日記

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WEBプッシュ 2017年12月 最新の試行報告:iOSへの課題はあるけれど、最前線は百花繚乱。WEBプッシュサービスを利用して、アプリ開発ではない、プッシュ機能付きのWEBサービスを創る - その1-

2017年 WEBプッシュ通知 最新情報

 少し、 "プログラム" のお話を。
 あるプロジェクトでの要請から、最近気になっている「WEBプッシュ通知」について、調査・試行している。iPhone や Android携帯では当たり前の、アプリから自動的に送られてくる「プッシュ通知」。これを次の2つの観点で、調査・実装するのが目的だ。

  1. ブラウザ(PC、スマートフォン)における、プッシュ通知
     アプリではなく、ブラウザ展開するWEBサービスにおいて、プッシュ通知 を実装したい。
  2. iOS(iPhone iPad など)での、実現可能性
     もちろん、ネイティブなアプリ開発を行えばいいのだろうけど、ブラウザでサービス展開する場合に、なんとか、iOS でも実現することはできないのだろうか?(基本、Appleではその機能を使えるよう提供していない)

2017年 WEBプッシュ通知 最新情報 の目次

  1. 状況・・・WEBプッシュ通知 の最前線はかなり混とんとしている
  2. 結論から・・・この3つのサービスを検討することにした
    1. Push7
    2. pushnate
    3. OneSignal
  3. 2017/12/10 追記・・・現状、やはり iPhone へのWEBプッシュは、push7 の専用アプリでの対応のみ

状況・・・WEBプッシュ通知 の最前線はかなり混とんとしている

 ネイティブアプリと、ブラウザ利用のWEBサービスの一番大きい(?) 違いが、「プッシュ通知 ができるかどうか」とまで言われるくらいで、"不便は市場を生み出す"・・・「WEBプッシュ通知」の最前線は百花繚乱、多くのサービスが存在しているようだ。
 ただ残念なことにこの仕組みは、受け手側のOSやブラウザでの対応が必要で、現在確実に実現できるのは、

  • Windows(PC)/Android
    • Chromes ○
    • Firefox ○
    • Safari ○
  • Mac(PC)
    • Chromes ○
    • Firefox ○
    • Safari △
  • iOS
    • -

 という状況だ。これではなかなか、本サービスとしては実行しづらい。

 それでも、いつか Apple が対応に動くのを期待してかどうか、様々な機能提供のASPが存在する。
 まずは、調べたものをリストしておこう。・・・それぞれ、ネットで検索すると細かく使い方指南されているサイトもあるので、ご興味ある方はご覧ください。

国産:
サービス停止・終了:

 驚いたのは

  1. ほとんどのサービスが、無償で多くの機能を提供し、シェアの先行獲得をしようとしていること
  2. そんな中でも、早々と撤退し、すでに無くなったサービスや、つい最近サービス停止を謳っているところも出てきている

・・・で、結局、私としては試す価値を見出したのは3つのサービスだった。

結論から・・・この3つのサービスを検討することにした

  1. Push7
  2. pushnate
  3. OneSignal

Push7

Push7

試行選択の理由:

  1. 専用のアプリを入れれば、iPhone でも利用できる
  2. 無料コースでも、送信部分のAPIが利用でき、プロジェクトで使える
  3. 国産で、管理画面がわかり易い
  4. wordpressプラグインもある

実際の使い方は、素晴らしい指南サイトがたくさんあるので、

・・・ありがとうございました。 そちらにお任せして・・・

試行後の感想:

  1. ↑:驚くほど簡単にプログラムに組み込め、送信確認ができた
  2. ↑:API解説も暫定版ながら日本語で用意。利用し易い
  3. ↑:謳い文句通り、専用の iPhoneアプリを入れると、IPhoneにも、プログラム側からAPI制御して、プッシュ通信ができることを確認
  4. ↑:管理画面も使い易く、プログラム連動ではない、アナログ操作も便利
  1. ↓:あるサイトでプログラム自動実行するよう制御した場合、通知が来てクリックすると、新たに別ウインドウで開いてしまう
  2. ↓:iPhone利用者の場合、実利用となると、そもそも、別のアプリを入れていただく手間が壁
  3. ↓:送信先のセグメントも一応できるが、方法がわかりづらい

pushnate

pushnate

試行選択の理由:

  1. ネット上での評価が高い
  2. 独自ドメインでの利用が可能
  3. 国産で、管理画面がわかり易い

さて、使ってみて・・・まず 指南サイト

・・・ありがとうございました。

試行後の感想:

  1. ↑:導入は簡単。説明や指南情報もあり、容易に試せる
  2. ↑:API解説も暫定版ながら日本語で用意。利用し易い
  1. ↓:APIがなく、今回の利用にどう利用するかが鍵。まだ調べる必要がありそう
  2. ↓:Google の API登録必要。かなり、Android に特化している印象
  3. ↓:送信先のセグメントなどはできないのか?

OneSignal

OneSignal

試行選択の理由:

  1. cross platform というのが気になる
  2. 導入先がとても多く、実績がありそう

さて、使ってみて・・・まず 指南サイト

・・・ありがとうございました。

試行後の感想:(まだ試行最中ですが・・・)

  1. ↑:これこれ。これが試したかった・・・
    OneSignal
    まだ完全にはうまくいってませんが、光明あり。しばらく格闘します。
  2. ↑:APIも完備。かなり、色々なことがやれそう・・・
  1. ↓:少し導入方法が難しい? 英語だから? ・・・あぁ、自分のせいだ。
  2. ↓:Google の API登録必要。
  3. ↓:時間かかりそう

iOSのこともあり課題は多いようですが、とても魅力と未来を十分感じました

 また、続きを今度投稿したいと思います。
 次々と興味ある技術と情報が出てきて、楽しいですね。

2017/12/10 追記・・・現状、やはり iPhone へのWEBプッシュは、push7 の専用アプリでの対応のみ

 OneSignal の "Apple Safari" 対応は、(そうは思ってましたが)、やはり、Windowsでのことでした。iOS には未対応。WEBプッシュの仕組みを使ってスマホにも「WEBプッシュ」送るには、現状、Push7 の専用アプリを別にインストールするしかないようです。
 残念・・・

OneSignal