namiowelcomeの日記

ギターとバンドと映画と小説と私。たまにプログラム。

12月8日 ジョンが召された日だよね。色々なところで、彼へのリスペクトが公開されてる。ここでは、John のギターについて調べて見ようかな。名ギタリスト、だよね。 - John Lennon -John

1980年12月8日(NY時間)、"John Lennon" が、ダコタ・ハウス(New York)で凶弾によって亡くなってしまったことは、多くの人に深い悲しみと絶望(さえ)を与えた。
 それから、40年近く、何度「今、"John Lennon" が生きていればなぁ」と思ったことだろう。昨日もインターネット上のいたる所で、彼に対するリスペクトや思慕の感じられる情報を見た。(日本時間では、今日9日がほんとの命日なんだけどね)

 彼の追悼特集や想い出話はいくつかのサイトで語られているので、私は、ジョンのギタリストの面をもう一度思い返し、弾いていたギターに着目して、いつものように資料や動画探しをやってみよう。

John Lennon を想い出しながら ・・・・

おそらく "Rickenbacker" の知名度向上の一番の立役者は彼だろうね

Rickenbacker 325

[特徴]

  • ネックがショートスケール(普通のネックの 3/4)・・・ローポジションが抑え易い
  • 二重のピックガード・・・弾きやすい!
  • 強いアタック音、サウンドがたっている感じ
Rickenbacker 325Rickenbacker 325

 まずは、これかなぁ。逸話では「The Beatles ハンブルグに遠征の際に楽器屋で見つけ、分割払いで購入し、今は Yoko Ono が所有している」という。
 John は、これをアメリカで Ed Sullivan Show に出るころまで使っていたそうだ。1958 model で、サウンドホールが無いタイプ。
 イギリスのアーティスト良く使ってて・・・意外なんだけど、Rickenbacker ってアメリカのメーカーなんだよね。もちろん、アメリカの Tom Petty でも有名なイメージだけど(型は違う)。(Tom Petty/Free Fallin/2017・・・亡くなる前の映像。悲しくなる

 ・・・ところで。
実はこの Rickenbacker 325 いま所有してるんだ(自慢ですみません)。友人としばらくの間、Fender Mexico の60th記念モデル、と交換してる。・・・へへへ、一度 LIVEで使うまでは返せないなぁ。(ごめんね、●●●●)

She Loves You/1963
 John LennonRickenbacker 325 に、左利きの Paul McCartneyHofner 500/1 violin bass、シンメトリー(ちょっと違うか)になってて、見た目にも完成されてる。
 私も、色んなジャンルの方とセッションして楽しんでるけど、音楽観が多少違ってても、The Beatles だけはみんないいよねーって意見が合うんだ。

John Lennon の使って楽器を列挙してみよう・・・有名なところね

Epiphone Casino

[特徴]

  • セミアコなんだけど、センターブロックのない完全な空洞
  • P-90ピックアップ・・・金属カバーで覆われている
  • ナチュラルカラー・・・John Lennon の発想?
Don't Let Me Down/1968
Epiphone CasinoEpiphone Casino

 George Harrison が使用しているイメージの方が強烈かな。George Harrison が 2011年に使用している映像もあった。Paperback Writer/2011

Gibson J-160E

[特徴]

  • サウンドホールに p-90ピックアップ(シングルコイル)
  • 短めのサスティーン、硬めのサウンド
  • ギブソン初のエレアコ
This Boy/1964
Gibson J-160EGibson J-160E

 この映像では、George も同じモデルを使っている。johnはこのギターを、1963年、リバプールで 160ドルぐらいで購入したそうだ。そして、2015年 オークションで 2,400万ドル で買われたそうだ。(ふぅ~)

Gibson Les Paul Junior

[特徴]

  • ギブソン・レスポールの廉価版 として発売
  • P-90ピックアップ(シングルコイル)・・・Beatles 好きだよね
  • シンプル(ピックアップ*1)で、力強く、歯切れがいいサウンド
Come Together/1972
Gibson Les Paul JuniorGibson Les Paul Junior

 このほかにも色違い(サンバースト)の Gibson Les Paul Junior 使ってる映像もありますね。

Gibson SG Standard

[特徴]

  • 当初はレスポールとして発売・・・レスポールより厚みの薄いマホガニー単板
  • 全体の重心がヘッド側に偏り、細く低いフレットを使用
  • 軽く弾き易い。キャッチフレーズ「fastest neck in the world」
with Frank Zappa/1971
Gibson SG StandardGibson SG Standard

 なんと、Frank Zappar との競演。初めて観た。お馴染みの SG も弾いてたんですね。Frank Zappar 弾きまくってる!

Fender Telecaster

[特徴]

  • ソリッド・ボディ、ボディが平らなフラットトップ
  • 異なる2種類のピックアップ・・・シングルコイルを活かした、澄んだ高音域
  • 最初は、エスクワイヤー、次に、ブロードキャスター、ノーキャスター、テレキャスター と名前が変わる
Slippin' And Slidin'/1975
Fender TelecasterFender Telecaster

 シンプルなブラックボディのテレキャスター。似合うね。

他にも色々使ってるけど・・・

[ソース元]
John Lennon's Guitar Gear, Pedalboard & Amps | Equipboard®

ギタリストとしての 個性・テクニックも素晴らしいよね

I Saw Her Standing There の 独特なリズム感

 なるほど、アップから入るんだな。
 実はこの曲、拙のセッションバンドの今月の課題曲なんで、改めて練習しなきゃと何度見。

良く取り上げられる John のカッティング・・・

All My Loving の 3連リズム

 これ、やってみれば分かるけど、そう簡単にこの感じは出ない。それを涼しげに格好よく弾くんだな、これが。

John 楽曲で有名なこの曲・・・

You cant do that の リフ

 凄く印象深いリフを、john が弾いてる。この曲は、ギターソロも、john。

I Feel Fine の リフ

 これも、凄く強い印象を与えるリフ。一発で曲を想い出すよね。凄い。ところで、、この曲の最初のギターのフィードバック(ギターのマイクをアンプに近づけて出す効果音)、実は、john が自分で考えてやったものらしい・・・それからは誰もがするようになったけど。(ほんまかいな、どこまで、イノベーターなんだか)

john lennon のギター・ソロはなんで、こう印象強く響くのだろう・・・

 彼がリード・ソロを弾いていた、と言われる楽曲をいくつか集めてみよう。どれも、とても強い記憶に残るソロだ。決して、テクニックのみに頼るものでもなく、速弾きなんて論外。曲を印象つける個性的で心地よいソロイング。

Get Back/1969
The End/1969
And Your Bird Can Sing/1966
Yer Blues/1969

本当に生きてて欲しかった人。生きててくれたら、あれからどれだけいい曲に巡り合えたことだろう・・・

Nobody Loves You

 最後は、ギター曲ではないのですが
大好きなこの曲で・・・
おやすみなさい。

 

John Lennon に関わる 情報リンク ここにまとめていこ