namiowelcomeの日記

ギターとバンドと映画と小説と私。たまにプログラム。

"Slack"・・・Slash でも Crash でも Blackでもないよ。利用者サポート向上化・円滑化への仕組みの構築。・・・【中の人だけど非公式:おうちソクたび開発日誌】

 大好きな Gun's のギタリストは "Slash"。"ロンドンから呼んでる" のは、"The Clash" 。最近亡くなって寂しい "Peter Green" の名曲は "Black Magic Woman" だよね。全く関係ない話だけど、「おうちソクたび」で大活躍しているのは、 "Slack" っていうツールだ。簡単に言えばチャットツール。他にもいろいろあるけど、その強力な "使える" 魅力は、様々な連携機能だよね。

 ご利用者の方とのやりとりは、LINEを基本に構築してて、当然管理画面でサポートしてんだけど、"Slack" に連携させて、より強力に素早く対応をできる環境を創る、努力をしてんだ。(してる・・・doing)、まだ、完全に頷けるところには到達していないけど。努力してます。

 「連携」はとても簡単。ネット中に情報はあふれてるけど、簡単に紹介しておこう・・・一応 技術話題(扱おうとしている)ブログだし。

さて、今日は何の曲聴きながら、書こうかな。

 私が中の人である、素晴らしいWEBサービス「おうちソクたび」を紹介しながら、より良きWEBサービスへの格闘の記録を吐露。
中の人ですが、非公式開発ブログです。執筆の責任は全て私。念のため

Guns N' Roses - Sweet Child O' Mine

 やっぱこれだね。
個人的には、詩の内容、よりは 曲や構成が
バシバシ好みですー。

 

「Slack」には、お世話になってるなぁ・・・

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 よく思うんだけど、"オープンソース" の世界って、ほぼ "恩恵" しか受けてないよね。"Google" もそうなんだけど、この "Slack" も無償プランレベルでも相当なツールとして働いてくれて。ものを創る技術者の端くれとして、いつも「ほんと凄いよな」って思っている。もちろん、チャットツールは他にもたくさんあって(私は4種類ぐらいは常時使ってる)、ぜ~んぶ、基本無償。(いくつか有料プラン使ってるけど、毎月ルノアールのコーヒー代2杯くらいだ)。この驚きと多少の謎については今度詳しく書きたいんだけど・・・今日のお題は違うね。

 もっと、直球でゆこうぜ。

いかに、利用者の「困った、疑問、ご依頼」を素早く察知するか・・・

 「おうちソクたび」のサポートは 熱いよ。LINEから届くメッセージをリアルタイムに感知、できるだけ速い対応するためには、この「SLACK」と 「LINE botへの着信」の連携は必須だった。しかも、連携はたいして難しくないんだ、これが。ここでお披露目するほどのことか、と思われる方も多いことだろう。

 だから、ここでは概念的なところを、少し実際のコード交えて紹介して お役に立てる方が少しでもいれば、よしとしよう。

 

 Slackにメッセージを送る方法はいくつかって、いままでよく使われていた簡単な方法は「Incoming Webhook」という Slackで用意してくれてるアプリを使う方法。

これはほんとお手軽。

※色々見たけど、この記事がとてもシンプルでわかり易かったな。スバラシと思います。
PHPでslackにメッセージを送ってみる

 

 でもねぇ。「おうちソクたび」のサポートではもっとやりたい事、利用者サポートを向上させるための機能が必要で、それするには、直接APIをたたき(アクセスして利用することね)たかったのでした。

 

 で、API に用意されている "postMessage" という関数を使って色々対応することにしたよ。

 

SLack側

#1 左上の

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#2 右上の [ビルド] から

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(ここで、英語版に変わっちゃうのは私だけ? でも no problem)

 

#3 [Create New App] をクリックしよう

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#4 アプリに名前つけて

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(Beatlesに会えるアプリ・・・創れれば世界を制覇できるな)

 

#5 作成後画面

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#6 スコープの設定(及ぶ範囲、ね)

  左メニューの「QAuth & Permissions」から

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 ・「Scope」のところで

#6-2  "chat;write" と "user:write" を 追加してセット。

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 #6-3 一番上の 「Install App to Workspace」でどこに送るかをセット

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#7 APIにアクセスするための トークンが発行される 

これだけさ。(ここで生成された各Key、トークン を保存しておこう)

 

システム側

※PHPでもpythonでもいいのだけど、今日は PHPで。 

#21 送信用の class をつくる
 ※実際は利用するシステムのフレームワークなどの 創り方に沿うと思うけれど、一般的な書き方で。
/* Slack送信用の class を用意して */
class SlackComponent {
	/* key および URL などの情報をセット */
	private $apiKey = 'xoxb-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx';
	private $apiKey_bot = 'xoxb-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx';

	private $slackApiUrl = 'https://slack.com/api/chat.postMessage';

	private $timeout = 3;

	public function sendAttach(
		array $attachments=null,
			・・・・・, # ここにはユーザーサポートするための色々なオプションあるけど見せられなーい
		) {



	}

	private function httpPost($url, $data) {
		$curl = curl_init($url);

		curl_setopt($curl, CURLOPT_POST, true);
		curl_setopt($curl, CURLOPT_POSTFIELDS, $data);
		・・・・・, # このオプションも見せられなーい、ご容赦
		curl_setopt($curl, CURLOPT_TIMEOUT, $this->timeout);
		curl_setopt($curl, CURLOPT_HEADER, true);

		$response = curl_exec($curl);
		$status = curl_getinfo($curl, CURLINFO_HTTP_CODE);

		//リクエスト実行後
		$header_size = curl_getinfo($curl, CURLINFO_HEADER_SIZE);
		$header = substr($response, 0, $header_size);
		$body = substr($response, $header_size);

		curl_close($curl);

		$body = json_decode($body, true);
		return $body;
	}
}

 こんな感じで たたき創って・・・

※こういう時に curl っていいよねー。

 #21-2 メインの api アクセスする情報生成部分
$payload = array(
	'channel' => '(チャンネル名を指定)', # ※チャンネルIDの方がいいらしい
	'username' => '(表示されるアプリ名)', # apiで変えられるんだよね
	'token' => $this->apiKey, # 先にセットしている値
	'icon_url' => '(表示されるアイコン)', # これも変更自在
	・・・・・ほかにもいろいろ
);

こんな感じで用意して・・・

 
 #21-3 送信用の関数をたたく
return $this->httpPost(
	$this->slackApiUrl,
	$payload
);

 

★実際は

 ・ログ出力の関数

 ・バリデーション

 ・try else

 なんかでエラートラップ必要だけど。

 

でもとにかく簡単だから、Slack使ってるなら試すべきだね。

 

★ちょっとした TIPS

 API利用してメッセージ送る際、自在にメンション送ることも可能なのだけど

@(Slack名前) # 通常
<!here> # @here 使いたいとき
<!subteam^(グループのID)|(グループの名前)> # グループに送りたいとき

 だよ。

 

 

今回 大幅にプランが増えて、サポートの仲間も大変だぁ

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 問い合わせもたくさんいただいている。

 今まで以上に 「Slack」さんにはお世話になるなぁ。

 

 「おうちソクたび」配達後の 現地とのLIVE セッションも盛り上がっているはずだよ。

 

では、今日はこの辺で。Peter Green 聴かなきゃ。

またね。

"リフ"・・・バンドマンには耳慣れたこの言葉。「おうちソクたび」では、利用者へのサービス拡張のため?・・・【中の人だけど非公式:おうちソクたび開発日誌】

 "リフ" っていえば、 "レッド・ツェッペリン"。もちろん "Deep Purple" や "AC/DC"  もね。最近は 50曲の ツェッペリン・リフをシームレスに演奏する動画が面白かったなぁ。思わずギター手にして、いくつかマネしたりして・・・

じゃぁ今日はその動画かけながら、"リフ" の話をしようか。

ん? あ、その "リフ" じゃないんだけどね。

 私が中の人である、素晴らしいWEBサービス「おうちソクたび」を紹介しながら、より良きWEBサービスへの格闘の記録を吐露。
中の人ですが、非公式開発ブログです。執筆の責任は全て私。念のため

50 LED ZEPPELIN RIFFS

 こうして続けて弾いてくれると
改めて "Jimmy Page" の偉大さが・・・
ちなみにこちらには 50 AC/DC RIFFS

 

「おうちソクたび」は、LINEをご利用者とのやりとりに利用しています

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 "LINE" はスマホ買えば当たり前に入っているアプリ。ダウンロードも必要なく、面倒を省き「ソクたび」する方には、うってつけ。「おうちソクたび」も、申し込みやその後の連絡など、LINEをベースに構築しています。
 でも、いろいろ試行・葛藤もあってね・・・最初からの「ソクたび」ユーザーならご存じの方もいるかもしれない・・・最初は「受付iD」ってのを発行して、LINE登録者と紐づけしたり。

(※今も、ご購入された「おうちソクたび」のサポートに利用していますが)

 

まずは、LINE ログイン というのを導入したんだ

 今年の春には「LINEログイン」の仕組みが導入され(遅くなりすみません)、使い勝手も、運営側の進行も、格段に良くなった(はず)。よくある ログインのためのメールアドレスの登録や認証、パスワード覚えておかなきゃぅってのも無い・・・これも「ソクたび」らしいやね。

 

 でも、LINEログインするたびに、毎回 LINEのログイン画面が表示されるんだよね。

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  で、
  この過程を省くことに利用したのが
  ・リフ
  LINE Front-end Framework(LIFF)なんだ。

 

LINE Front-end Framework・・・LINEが提供するウェブアプリのプラットフォーム

 随分前から、「WebView」という技術が台頭してきて、いまやアプリ創るにも、(ブラウザで実現できるレベルは)以前のように iOS 用、 android用 なんて用意しないで、ひとつのソースで創れるようになってんだけど。

 LINEがこの仕組み用意してくれて、LINE内ブラウザのように、サービスをひとつのソースで提供できるんだな。

 LINE ログイン用意したら、次はこれでしょ。

 で、

f:id:namiowelcome:20200823095210p:plain  用意したんです~

 

LINE で 「おうちソクたび アカウント」開いて おうちソクたびメニュー から、ここ(青く囲ってるところ)タップしていただければ・・・

 

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 はーい。これは "LIFF" で開かれた「おうちソクたび」なんです~。

 

この LIFF版「おうちソクたび」ご利用いただくと便利ですよ~

 ここからご購入いただくと
  ・↑ で説明した「LINEのログイン画面」は表示されませ~ん

 すでに LINEでログインした状態なんです。

 

 この特性を生かした、利用者の方への便利なサービス、仕組みを、今、鋭意開発中。

 

LIFFの仕組みやメリットは、たくさん・・・それを解説しているページもたくさん

 そこは先人の情報をご覧あれ。私が説明するほどのことはない、

 それより、それをどう生かして、どんなことを実現したかを また報告させてもらいますね。

 

今日も わが親愛なるスタッフたちはがんばってます

 この記事の公開時には終ってるだろうけど、今日も 旅先のLIVE配信で、ご購入された方々を楽しませようと、満足していただこうと、担当スタッフの仲間ががんばってます。ただの 取り寄せサービスでは無い「旅をおうちに呼ぶサービス」だからねー。

 

 私はシステムで、お客様を喜ばせ楽しませ、仲間を助けなきゃなー。

 ご意見やご感想(お叱りも)どうぞ、お聞かせください。

 

では、この辺で、次は、ギターのリフを練習しよっと。

また。

「おうちソクたび」ってイケてると思うんだ。少し吐露し始めるか・・・【中の人だけど非公式:おうちソクたび開発日誌】

 さて、2年ぶりのご無沙汰です。はてなPROにしてお金払って、な~んも書いてなかった。コロナ関係なく、また少し書き始めようと決意。
Why? 実は私が中の人である、素晴らしいWEBサービス「おうちソクたび」を紹介しながら、より良きWEBサービスへの格闘の記録を吐露しようかなぁ、と。
中の人ですが、非公式開発ブログです。執筆の責任は全て私。念のため

Rita Coolidge - My Crew

 大好きなお薦めのこの曲聴きながら
読んでいただけると・・・

 

おうちに旅を呼ぶにはどうすればいいか・・・開発者としての視点

おうちソクたび とは?

おうちソクたび とは?

 憎きコロナのおかげで色々なところに被害障害起きてますねぇ。私が中の人として開発に携わっている「ソクたび」というサービスがありますが、ここにももちろん影響はありました。
 あー、まず「ソクたび」のお話し、少々。「ソクたび」は、名前とおり、"即 旅にゆく"ためのサービス。旅行するには色々と準備必要ですよね。いつから?どこへ?どうやって? 宿泊先や交通手段色々調べて、あぁその前に行先もいっぱい検討して。かみさんや子供にも相談(あ、これは関係ないか)・・・そういった手順をぜ~んぶ "長けた方々" に任せて、旅行行きたいとなったらすぐさま行ける、申し込める。
  そ、
  ・行先
  ・行く方法
  ・宿泊先
  ぜんぶお任せして、「いつ誰とゆくか」だけ 決めればいいサービス、なんですねぇ。
 あってるのか・・・
 ※ただしくはこちらをご参照ください。
ソクたび

 で、そのサービスを創っていたわけですが・・・

そこにコロナがやってきた・・・とんでもない事態

 多くの方が迷惑被って、旅行どころじゃない、あるいは旅行行きたくとも行けない・・・普通ならここでサービス終わり、でしょ。

 はは~ん、そうはならいんですね、物語は。旅が好きすぎる社長と、機転ききまくるスタッフたちは、楽天家の大御所(?)な私は
 行けないなら呼べばいいじゃん。呼んであげればいいでしょ。
 はい、おうちソクたびの誕生ですな。コロナごときに旅好きは負けないんです。

おうちソクたび


 

おうち「ソクたび」ですからね・・・ただの産直サービスではない

 ソクたびが持っている
  ・手軽さ
  ・面白さ
  ・どきどき感
  ・丁寧さ
  。

 これらを大事にした「ソクたび」が始まったのですよ。
 おかげさまで大人気。
どんどん進歩しています。

 ちょっと宣伝が過ぎたかな。手前みそですが、とてもいいサービスです。

で、開発者の視点・・・やっとたどり着いた

 サービスは、利用者ファーストである必要があります。当然ですが、これを実現するには思考することがたくさんありますね。

 懐かしき 5W1H

 
Who・・・利用者に対する考察
  • サイトの使い易さ(UI/UX)
  • 安全性(セキュリティ対策/取り扱いポリシー)
  • 利便性(機能性/画面遷移)
 
What・・・商品に対する考察
  • 商品管理(DB/ツール)
  • リソース(画像管理/ファイル管理)
  • 見せ方(デザイン/CSS)
 
When・・・開発スピードに対する考察
  • 開発スタイル(アジャイル/ツール)
  • 開発管理(サーバー/git)
  • タスク管理(スケジュール管理)
 
Where・・・システムに対する考察
  • サーバー(性能/プロバイダ)
  • ドメイン(DNS/サーバー設定)
  • 管理画面(使い手ファースト)
 
why・・・スタイルの選択
  • スピード(開発/デバッグ)
  • カスタマイズ性(実現スピード/自由度)
  • 安定性(堅牢性/負荷)
 
How・・・開発ツールに対する考察
  • 言語(?)
  • フロント(js/css/html)
  • バックエンド(?)

 単に留意するキーワード並べただけですが、つまり、"考えなくてはならない事は多い" ということですな。
 私は、プログラマではありますが、いる位置は、使い手側、運営側にいたいと思っています。"できない" ではなく "どうすればできる" その理想と現実の格闘をこれから綴ってゆこうと思います。
 きれいごとだけ言ってんじゃねーよ。ですね。
 でも、この世は知識と情報に溢れてて、ふとしたひらめきが、自分に価値が無くとも他の方に役立つこともあり。逆もまた然り。
 「おうちソクたび」の素晴らしさをお伝えしながら、より良きWEBサービスへの格闘の記録が、誰かのお役に少しでもなるかも。
 お時間ありましたら、またお越しください。
 何より、今度こそ 続けなきゃね。

 次からは、公開できる範囲で、少し具体的にお伝えします。 ご意見やご感想もどうぞ・・・いえ、ぜひ、お聞かせください。

silver backs・・・往年の洋楽名曲をカバーして楽しんでるバンド。4月21日、2度目のライブ演ります。バンドの名前は故初代リーダーが付けられたもので "年老いた猿の背中は銀色の毛で覆われる" ということかららしい。 - バンドやめれん -

 10代からずっとバンドに親しんで、30歳頃に一時離れ、55歳頃からまた始めた。もうやめれん。

 同じような先輩たちと遊んでます・・・

アーティストというより、バンドマン。ずっとそうだった。

silver backs

 往年の洋楽名曲(やまほどある!)を、コピーではなく、それぞれの音楽背景をもとにカバーして楽しんでます。

4月21日 東京:国立市 の地球屋で2度目のライブ演ります

 洋楽を15曲ほど。

 共演は、ブルースバンド「Blues Warriors」

 19:00~

 お時間あれば、ぜひ。

みな、やんちゃな歳上。初代リーダーは数年前、他界されました。

 故人である 岡田さんに、数年前に出会い、拾ってくれて遊ばせてもらってます。
 皆60代ですが、相変わらず目はキラキラした子供の用です。
音楽ってやっぱいいな。バンドってやっぱやめれんな、と思わせてくれてます。

 前回のセットリスト。

1.SuzyQ
2.Under my thumb
3.Heart of gold
4.Bring It on home to me
5.Wonderful to night
6.Love potion No9
7.She`s my baby
8.Sunny afternoon
9.Have you ever seen the rain
10.While my guitar gently weeps
11.Slow down
12.Bad boy
・Stand by me
・Unchain My Heart

 今回の新(?)曲。

Black magic Woman
Knock On Wood
Mercy Mercy Mercy
Who'll Stop The Rain
Proud Mary
My Bonnie
I Saw Her Standing There
Route 66
Lay Down Sally
Daydream Believer

 この中から15曲ほど 演ります。

Tattoo'd Lady・・・入れ墨を入れた女性を見ると必ずこの曲が頭を流れる。ブルージーでファンクでポップでクールで、とても自然な感じの彼のスタイルが大好き(過去形にはしない)。彼も惜しくも若くして召されていったんだ。 - Rory Gallagher -

 俗にいう黄金進行、王道進行にうまく乗っかった「"Tattoo'd Lady"」という曲を初めて聞いたとき、そのあまりの心地良さに知らず身体が揺れたのを覚えている。47歳という若さで逝ってしまった彼だが、未だに、彼が創った曲が頭をよぎることが多い。

 熱く凝縮された 43年間だったんだろうな・・・

今だに心地よい、彼のメロディアスなフレージング。ロリーギャラガーを覚えているかい?

Rory GallagherRory Gallagher

 その名も、「 Tattoo 」と題されたこのアルバム。LPもCDももちろん持ってるけど、一時、ほんとよく聴いた。
 車のBGMにおしゃれな曲が流行ったときも(そんなのおよびじゃなかったね)、クリスマスでさえ、彼女を乗せてこのアルバムをがんがんかけてた、な。
 とにかく、気持ちいいんだよね。彼の弾き方、フレーズ、音色・・・すべてが。

Tattoo'd Lady live 1975
 はい、これですね。曲自体は、王道進行に乗っかったシンプルなものだけど、今聞いても、こんなにうまく乗っかった曲はないな、と思う。1948年生まれで、75年だから、27歳の頃か。格好いいよね。Mick Taylor の後任として、The Rolling Stones へ入る話もあったんだよね。それは知ってけど、wikipedeia には Deep Purple への、Ritchie Blackmore の後釜としての話もあったらしい。へぇ、ほんとかな、面白い。
 とにかく、この当時は絶頂期で、引く手あまただったのは確かだよね。
 この名曲。Youtube で検索すると驚く。今まで調べたどんな曲よりも、映像がザクザク出てくる。彼の名演はもちろん、多くの方のカバーやギター指南も含め。
 どれだけ、LIVE演ってたんだ! 好かれてんだ!
Tattoo'd Lady - Montreux 1994
 亡くなる一年前のツアーの時の映像。最初にこれが来ると、(少し)つらいけど、観ておこう。20年たっての、彼の熟演。もう、この時、本当は身体はぼろぼろだったのかな。(肝臓悪くして亡くなったそう)

15歳の時に、61年製 Fender Stratocaster 100ポンドで買ったと!

 当時は固定相場制で、100ポンドは約10万。よくお金あったなぁ・・・逸話では当時アイルランドに上陸した初めてのストラトだとも、2本目だったとも言われている・・・らしい。

 それで、もうプロとして活動してたって!・・・音源↓

Rory Gallagher's 1961 Fender Stratocaster
 ↑これ結構有名な話らしいね。
 知らなかった・・・

で、なんといっても最初は、Taste(テイスト)!

 Cream のマネージャーにも目を付けられたらしいけど、自身のマネージャーには随分搾取もされたらしい。でも、いいバンドだったよね。荒削りでガツンとした Blues Rock。少し出来過ぎの Cream などとは違う魅力があった。
 リアルタイムじゃなかったけど、遡ってよく聴いた。

 今は、LIVE動画がたくさん観れて嬉しい。彼が、いま、生きてたらまだ 75歳。こんな時代来るとは思ってなかったろうけど。
 ・・・生きてて欲しかったな。

Live on french TV
/1969
Morning Sun
/1970
What's Going On
/1970
Beat Club 52
/1970
messin with
the kid
Same Old Story
 

 ほくそ笑みたくなるリフ。

Gambling Blues ( Live-isle of wight)
 伝説の「ワイト島ライブ」。
 アンコールを5回もしたことで有名。

ソロとして頂点へ。1972年、『メロディ・メイカー』誌によりトップ・ギタリスト・オブ・ザ・イヤー か。

 1970年代前半はまさに、彼の時代だね。そして「"Tattoo'd Lady"」が生まれた。
 本当に LIVE映像が多い。よーし、片っ端から並べておこう。(ほぼ、自分用)

Laundromat
1973
Live
1973
Irish Tour
1974
Full show
1974
Live At Montreux
1975
Rock Show
1975
Live at Rockpalast
1976
Calling Card .LIVE
1976
Live At Montreux
1977
Odeon, London
1977
Shadow play
1978
Live at Vienna
1978
Wiesbaden
1979
Do You Read Me
1978
Paris
1980
Karussell
1980
Live In Athens
1981
Germany
1982
Belfast
1984
Live at Montreux
1985
Nadine
1986
Opera Housex
1987
Late Late Show
1988
Ballyronan
1989
Ohne Filter
1990
& Jack Bruce
1990
Heaven's Gate
1991
live in Dublin
1992
Live in Tegelen
1993
Celtic Festival
1994
Moonchild
1995
last TV session
1995

 ふー。
 こんなに映像あがってるアーティスト、そういないよ。ほんと亡くなる直前まで LIVEに生きた人だね・・・愛されて。
 このブログで、こうやって並べた映像を、風呂浸かりながらよく見るのだけど・・・
 こりゃ長湯になるな。

熱く粗削りのように見えて、とても繊細でポップ。今でも大好きなアーティスト

Knocking On Heaven's Door

 最後に、
 この歌を天国に行った彼に・・・

 おやすみなさい。

 

Rory Gallagher に関わる 情報リンク ここにまとめていこ

十字路で悪魔に魂を捧げ、Bluesのテクニックを得た伝説の人・こういう超メジャーアーティストはここではいいかな、と思っていたのだが、今回素晴らしいサイトを拝見し、関連付けて紹介しておこう。- Robert Johnson -

 "Robert Johnson" の名前を知らなくても、十字路(Cross Road)の名前は聞いたことがあるかもしれない。その伝説を知らなくても、Cream(Eric Clapton)Crossroads という曲は知っているかも。いや、それさえご存知なくても、Steve Vai が、映画「クロスロード」の中でギターバトルを演じたのを観たことあるかもしれない。

 いわゆる、Blues を大衆音楽に昇華させた元祖 の一人。いや、そんな肩書はどうでもいい。ただ今聴き楽しんでいる RockやPopularMusic がたどりたどれば彼に行き着くのは事実だ。(100 Greatest Guitarists | Rolling Stone で 2003年に5位だった彼が、2011年に71位、というのは悲しく愚かな話だが)。

 アコースティック・ブルース スタイル・・・
 演奏はたいして出来ないが、よく聴く。(主に風呂場、日曜の朝。)素晴らしく完成されている彼の演奏は、古さなど感じない。いつ聴いても心地よい気持ちにさせてくれる。

 世界中に彼の研究家がいて、豊富な情報が手に入る今だが・・・

とてもわかり易く楽しく、何より愛情感じる日本人のサイトが公開されたことを知った

キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ(期間生産限定盤)キング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーズ(期間生産限定盤)

 1911年 ミシシッピ州生まれ、5月8日(※私の誕生日と1日違い・・・すみません)。レコーディングは2回、29曲のみと言われているが、その影響力はとほうもない。こんな私でも20代の頃から、事あるごとに彼の伝記ものをつまんだり、情報を探ったりはした。ただ、あまりに情報が多すぎるのか、噂や出来話も多く、なんか知っていそうで実はあまり良くわからないアーティストの一人だった。

 昔、P-ヴァインにお世話になったとき、Robert Jr. Lockwood のLIVEにスタッフとして同行したとき、打ち上げの席で、知ったかぶりに(若気の至りです)、カタコト英語で、Lockwood に、Robert Johnson の質問をした事もあったな。

Robert Johnson- Crossroad
 このあたりは、ほんと聴いてるだけでいっぱいになってしまう。その背景や歴史、隠れた逸話など面白そうことはたくさんあるけれど・・・まぁ、どうでも良くなってしまうんだ。
 でも、ずぅーっと 気になってた。

ブルース研究会の「林 正樹」さんという方が、素晴らしいサイトを3つも公開してくださった!

 facebook のグループで「ブルース研究会」というのに参加させて頂いているのだけど、先日次の3つのサイトを公開された事を知った。

  • ロバート・ジョンソンの人生
    ロバート・ジョンソンの人生
    彼の人生と逸話が、簡潔でわかり易い、読み物のような語り口調で記述されている。Wikipedia の情報からということだけど、逆にこの原稿をまるごと、wikipedia に登録していただきたいほどだ。とても楽しく読める。新たに知ったこともある。
  • ロバート・ジョンソンのギタープレイ
    ロバート・ジョンソンのギタープレイ
    こちら、本当に面白い。彼のギタープレイをとても丁寧に細かく紹介していただいて、私見だが、今までのどの ロバジョン本 よりも理解できた(・・・つもり)。実際にギターを引き寄せ試してみる気にもなったし。こちら、これからじっくりとまた読ませていただこう。チューニングから、彼の生み出した "ブギベース"、ピアノなど他の楽器や音楽からの移し替えの過程など、とてもわかり易く(おそらく誰でも)、ほんと、広く紹介したい内容だ。
  • ロバート・ジョンソンの歌詞
    ロバート・ジョンソンの歌詞
    そして、今回一番楽しく、もう時間忘れて見させていただいのが、このサイトだ。彼の曲のほとんどを、訳詞で紹介していただいている。これを見て「あぁ、おんなじことの繰り返しだけだね」って感じる方と、「おぉ、音楽の詩の原型がすべて収まっているね」と感じる方がいるだろうけど、私はただただ 単純に面白かった。
     そう、それは私が日本人であり、若いときから、洋楽(Bluesも含め)を英語の響きとしてずっと聴いてきたからだ。詩がわかる、それを音楽として一緒に感じることへのあこがれと楽しさを、また発見した気がした。
     そうか、こういう手もあったか・・・このブログでもまた真似させてもらおう。

映像と訳詞を少し並べさせていただこう。訳詞のある映像もあるけど、こうやった目視できるのはいいかも

 ほかのアーティストのカバーも同時に並べて、楽しめるようにしておく。
 ※林氏 にお許しも頂いて引用転載させていただきます。

Kind Hearted Woman Blues (1936)
Eric Clapton
Peter Green
Johnny Winter
(※訳詞:林 正樹氏)
やさしい心の女ってのをものにした 俺のためおよそなんだってやってくれる
やさしい心の女ってのをものにした 俺のためおよそなんだってやってくれる
でも、やつら、悪い女でね、俺の好きにはさせてくれないもんだ

俺はあいつを愛してるさ でも彼女は俺を愛しちゃいない
俺はあいつを愛してるよ ああ、でも彼女は俺を愛しちゃいない
あの女、本気で好きになっちゃったんだ、彼女を放っておくなんて耐えられないよ

およそたったひとつだけ
このジョンソン様が飲んだくれるわけはね
おまえが俺をあしらうさまを思い出しちゃあ辛いんだよ
それで考え始めちまったんだ
ねえ、あんた、聞いてるかい?
俺の生活は前とすっかり変わったような気がするよ
おまえはホントに俺の心を傷つける その何とかいう男の名前を口に出すたびに

彼女はやさしい心の女 いつもどんなひどいことするか考えてる
彼女はやさしい心の女 いつもどんなひどいことするか考えてる
俺を殺しとけばよかっただろ? 心の中ではそう思ってるんだろうし

いつか、いつか、おまえとは握手をして、おさらばだ
いつか、いつか、そう、握手して、さよならだ
もうおまえを愛し続けるのはやめるよ だって、単純に、何の満足もないんだから
I Believe I'll Dust My Broom (1936)
ZZ Top
Canned Heat
Robert Jr. Lockwood
(※訳詞:林 正樹氏)
これで明日の朝起きたらさ、きれいさっぱりここを出てゆくぜ
これで明日の朝起きたらさ、きれいさっぱりここを出てゆくぜ
なあ、あんた、そうすればお前の好きだっていうあの男が、あんたの部屋にいつくってことだろ

俺は手紙を出しまくるよ、知ってる街にかたっぱしから電話もかけまくるぜ
俺は手紙を出しまくるよ、知ってる街にかたっぱしから電話もかけまくるぜ
もしウェスト・ヘレナで見つからなきゃ、きっとイースト・マンロウあたりにいるだろうよ

俺は、ダウンタウンの男だれかれかまわず、ってな女はいらないよ
俺は、ダウンタウンの男だれかれかまわず、ってな女に用はないぜ
あいつはホントに性悪女だ あんな女はストリートを流すのを禁止してやらなくちゃ

俺は、とにかく、とにかく、故郷の家へ戻るよ
俺は、とにかく、とにかく、故郷に家へ戻るよ
ここじゃおまえも俺をひどい扱いだが、クニに帰りゃそうもいかないんだぜ

これで明日の朝起きたらさ、きれいさっぱりここを出てゆくよ
これで明日の朝起きたらさ、きれいさっぱりここを出てゆくよ
なあ、あんた、そうすればお前の好きだっていうあの男が、あんたの部屋にいつくってことだろ

俺は中国へだって電話するよ、俺のかわいい彼女があのへんにいるかどうか
俺は中国へだって電話するよ、俺のかわいい彼女があのへんにいるかどうか
それでもしフィリピン島で見つからなけりゃさ、きっと彼女、エチオピアかどっかにいるだろ
Sweet Home Chicago (1936)
Bonnie Raitt
Freddie King
Blues Brothers
(※訳詞:林 正樹氏)
ねえ、俺と一緒に行かないか
ねえ、俺と一緒に行かないか
カリフォルニアの土地に戻ってさ、懐かしい故郷のシカゴへ
ねえ、俺と一緒に行かないか
ねえ、俺と一緒に行かないか
カリフォルニアの土地に戻ってさ、懐かしい故郷のシカゴへ

さあ、1足す1は 2
2足す2は 4、だ
ここじゃ俺もひどく荷が重い、だから決めた、俺は行くよ
泣きたい気分だよ、ねえ、あんた 一緒に俺と行かないか
カリフォルニアの土地に戻ってさ、懐かしい故郷のシカゴへ

さあ、2足す2は 4
4足す2は 6、だ
いつまでもここでだらだら遊びまわったところであんたもどっかの商売女に持ってかれるってだけだろ
しかし、泣きたくなるよ、おまえ、一緒に俺と行かないか
カリフォルニアの土地に戻ってさ、懐かしい故郷のシカゴへ

さあ、6足す2は 8
8足す2は 10、だ
なあ、女が一度あんたをだましたらさ ぜったいまた同じことをするもんだ
しかし、泣けてくるよ、ねえ、一緒に俺と行かないか
カリフォルニアの土地に戻ってさ、懐かしい故郷のシカゴへ

俺はこれからカリフォルニアへ出かけるよ
そっからアイオワのデモインズへ行ってさ
あんたには俺の助けがいるって、誰かがきっと俺にそういうだろうよ
泣けてくるじゃないか、ねえ、あんた、一緒に俺と行かないか
カリフォルニアの土地に戻ってさ、懐かしい故郷のシカゴへ
Love In Vain Blues (1937)
Rolling Stones
Eric Clapton
Peter Green
(※訳詞:林 正樹氏)
スーツケースを持って、駅まで彼女についていった
スーツケースを持って、駅まで彼女についていった
ああ、とても言えない、とても、俺と彼女とはなにもかも終わったなんて
彼女との愛もむなしく終わった

汽車がホームへ入ってきたとき、俺は彼女の目を覗き込んだ
汽車がホームへ入ってきたとき、俺は彼女の目を覗き込んだ
ああ、とても寂しい、とても寂しい、泣き出さずにはいられなかったよ
彼女との愛もむなしく終わった

汽車が出て行った、あとに二つの光を残して
汽車が出て行った、あとに二つの光を残して
ああ、青い光は俺のブルース、赤い光は俺の心
彼女との愛もむなしく終わった

ああ、ウィリー・メイ
ああ、ウィリー・メイ
ああ、彼女との愛もむなしく終わった

 これめっちゃいいな。(自画自賛)。それぞれの曲が訳詞とともに、がんがん入ってくる。林 正樹さん、ありがとうございました。他の曲でもまややらせていただきます。

Blues ほんと奥深い。まだまだ色々な楽しみ方がありそうだ。

Me And The Devil Blues

 最後に、ほんとに Robert Johnson 好きなんだろうな。数多くのカバー出している Claptonの tribute 映像で。(林氏の訳詞付き!)

Eric Clapton -
Session For Robert Johnson
(※訳詞:林 正樹氏)
今朝早く、おまえがドアをノックしたとき
今朝早く、おまえがドアをノックしたとき
俺は言った「よう、悪魔か、出かける時間だな」

俺と、悪魔は、並んで、歩く
俺と、悪魔は、並んで、歩く
これからあの女を気のすむまでやりに行くんだ

彼女は言うさ、あんた、私をなんで嗅ぎまわってるか自分で分かってないでしょ、と
(なあ、あんた、それはお前が俺に不実だからだろうが)
彼女は言うさ、あんた、私をなんで嗅ぎまわってるか自分で分かってないでしょ、と
それは、その、深い地の底にいる、邪悪な魂のせいに違いない

俺の死体をハイウェイのそばに埋めたっていいんだぜ
(俺が死んじまったら俺をどこに埋めようが関係ないけどね)
俺の死体をハイウェイのそばに埋めたっていいんだぜ
そうしたら、俺の、その、邪悪な魂がグレイハウンドバスに乗ってさまようから

 

Robert Johnson に関わる 情報リンク ここにまとめていこ

さて、そろそろまた私の本命のバンドから・・・おそらくご存知の方は少ないと思うが、80年代に数曲ヒットしているので、もしかしたらご存知? - The Inmates -

 このブログでは、超大物はまぁいいとして、あまり知られていない、あるいは忘れてほしくないアーティストの映像探しとまとめをしながら、みなさんに紹介しているのですが・・・
 色々聴いてきてまだまだたくさんのアーティストを紹介しようと思ってますが、時折、私の本命のバンド、アーティストを挟んでいこう・・・と。

 そうねぇ、今までで言うと・・・

このあたりすかね。・・・う~ん、わかり易い系統だ。

 で、実はズバイチの本命がありまして・・・
 あぁ、こういうバンドが演りたい!

The Inmates! 今でもいけるんじゃないかと、本気で思ってるんだ

First OffenceFirst Offence

 これは、彼らの1979年のデビューLP。この頃から名前が出てきた、"British pub rock band" なんだけど、今でもずぅーっと、パブで演っているらしい、本物の pub rock band だ。リアルタイムで聴き始めたのだけど、その頃好きだった Dr.Feelgood から浮気しようかと思っちまってた。

The Inmates 1979
 1979年当時の映像があった! 観ての通り、Dr.Feelgood などを思い描かせるシンプルな R&R Band なんだが、なんかより「It's only R&R. Nothing but the R&R」の感じが強い。

最初の系譜には、これも、pub rock band 好きをにっこりさせる、 Eddie and the Hot Rods の名前も出てくる

 彼らが一躍(少し)名を知られるようになったのは、この曲のヒットから。でも、そんな事なんにも意に介せず(本当かどうかは知らない)、ただ、好きで好きで Pub で R&R 演ってるところ(それを今でも、ずっと続けているところ・・・好きなんです。

Dirty Water
 この曲は彼らによって世に広く知られたことは事実だけど、もちろんオリジナルではない。オリジナルは、The Standells という 1960年代のアメリカの garage rock band だ。この曲はやはり私の好みの Aerosmith もカバーしてくれてる。

 オリジナル含め、並べておこう。面白い。

The Standells
/1966
The Standells
/1986
Aerosmith
/2006
Dropkick Murphys
 

 ちなみに、Status Quo, The Jesus and Mary Chain, Foo Fighters, John Mayall それぞれにも Dirty Water という曲があるが、それらは同名異曲。「汚れた水」ってのは唄にしやすいのだろうか、面白い。

まぁ、まずは、The Inmates の見つけた 映像 並べておくか・・・ほぼ自分自身のためですね、すみません

Three Time Loser
/1979
Love Got Me
/1979
Stop it baby
/1981
I thought I heard
a heartbeat
Love me two
times
Betty Lou
/1982

 ほんと、LIVEばっか演ってる感じだよね。羨ましい。

そして、もうひとつ。かれらは、The BeatlesLee Brilleaux をリスペクトしてるんだよね

 大好きな Lee Brilleaux が亡くなった時、多くの アーティストがメモリアルを数年続けた。真っ先に参加している。

Live at the first Lee Brilleaux Memorial

 1987年には、Beatles の カバーバージョンの LIVE Alnum「meet the Beatles」を出している。なんか、その辺りとても自然な感じでとても好き。

meet the Beatles 1988 3 tracks
I saw her
standing there
Back in
the U.S.S.R.

やっぱ Live Band だからね。もう少し 映像並べさせていただいて・・・

Sister Sarah
/1984
Live on Rapido
/1987
Sweet Nuthin´s
/1990
Unchain my Heart
/1989

なんと、3月に初来日するらしい。メンバーはだいぶ入れ替わってるようだが。

INMATESの初来日公演が2018年3月に決定

The walk acoustic 1982

 最後に、
 珍しくアコースティックで演ってるこの曲で。早く寝なきゃ。

 おやすみなさい。

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最近名前を聞かなくてさみしい天才がもうひとりいたね。The Band という最高のグループを率いていた、天才ギタリスト。こんなエレガントで個性の強いフィーリングのギタリストはもう出てこないのだろうか。 - Robbie Robertson -

 先日、"Mike Bloomfield" という天才ギタリストを紹介した。最近名前を聞くこともなくさみしい限りだが、決して忘れられない、忘れるてはいけない人・・・もう一人いたな。"The Band" という名前の通り最高のバンドを率いて、素晴らしい音楽を創り、残してくれた、"Robbie Robertson" だ。

 実はずっと気になってた。確か、数年前に自伝を出版したことを何かで知って、「あぁ、まだ存命なんだ(失礼だな)。演奏しているのかな」と思ったことがある。

 さすがに、"The Band" の事は知っている人も多いと思うけど・・・

テクニックを感情で隠して、最高の音を届ける・・・これってできる人がいたんだよね

TestimonyTestimony

 2016年に、「 TESTIMONY: A MEMOIR 」という自伝出してたんだね。これのことか。その際に、このコンピレーションアルバムが発売された。買おう。
 最初に彼のギタープレイを聴いたとき(そう、いつも最初は聴くことだった。いまは、観ることの方が多いよね)、本当になんか唄っているように感じた。
 よく、「唄うようにギターを弾く」っていうけど、ほんとに、唄っているように感じたのは初めてだった。

The Weight
 やっぱこれからかなぁ。Levon Helm や、Mavis Staples はじめとする Staples Singers の唄も素晴らしいのだけれど、Robbie Robertson の「あぁ、このフレーズとこの弾き方以外無いよね」と唄のバックで絡んでくる泣き叫ぶようなオブリガードで、あぁ、ごちそうさまです。

最初は、Ronnie Hawkins のバンド「The Hawk」・・・あの Susie QDale Hawkins の従兄のバンドだよね

 スタートがロカビリーの元祖みたいな人と一緒ってのは面白い。どんな縁だったのだろう。Ronnie HawkinsWho Do You Do Love とか、好きだけど、どんな曲一緒に演ってたのだろう?

Farther Up The Road
 残念ながら、RonnieRobbie の LIVE映像は見つからなかったけど、この曲、Blues 演ってるのだけど、ギター、もう Robbie Robertson だよね。当時、彼は18歳。Ronnie に天才だって言われたらしいけど、凄いね。
 ちなみにこの写真、後の The Band が勢ぞろいだ。
 左2人目から、
  • Richard Danko (bass)
  • Levon Helm (drums vocals)
  • Richard Manuel (piano,vocals)
  • Garth Hudson (keybaords, sax)
  • Robbie Robertson (guitar)

そして、The Hawks は、Bob Dylan のバックバンド・・・誰もが知ってることだけど

 このバックバンドが The Band として大きく羽ばたくことになるのだが・・・

 この話、かなり昔に友人にしたら「あぁ、井上陽水のバックバンド出身の安全地帯みたいなもん?」て返された。「・・・」なんも言えんかった。確かに、スタートとしてはラッキーだったかもしれない。でもその後の一人歩きぶりはとんでもない・・・

Bob Dylan & The Hawks
 音だけだけなのだけど、Bob Dylan & The Hawks の1965年の San Francisco & San Jose でのコンサート音源。
 メンバーは、
  • Bob Dylan (vocal, guitar)
  • Rick Danko (bass)
  • Bobby Gregg (drums)
  • Richard Manuel (piano,vocals)
  • Garth Hudson (keybaords, sax)
  • Robbie Robertson (guitar)
だ。
Like A Rolling Stone
/1966
Bob Dylan & The Band
/1966

ついに、The Band として、輝かしい10数年を歩み始める

 最初のアルバムが、Music from Big Pink(1968)。相当、衝撃を与えたようだね。・・・この中から、大好きな The Weight もシングルとして発売されたんだ。

THE BAND live at Big Pink 1969
 Robbie Robertson 口髭はやしちゃって・・・いい男だよねぇ。
Footage of The Band 1970
 乗りまくっている頃だよね。無敵の5人組。Robbie Robertson の少しギター高めに持つの・・・真似したことあるなぁ。
ソロ・・・独特。マネしたくても、ただのへたウマになっちゃう。
It Makes
No Difference
The Weight
[Woodstock]

 好きだから、もう一回。

そして、The Last Waltz ・・・えぇ、なんでやめるのって感じだった

 このニュースは衝撃的だった。コマーシャルなど関係なくもうひとつのジャンル創ったぐらいの安定感だったのに。

The Last Waltz - Full Concert 1976

今回は、The Band の記事ではないのだけど、どうしてもそこ中心になっちゃうね

 でも、その後も色々と活躍してたんだね。当時はなんかどっかに行っちゃったイメージだったな。出自が「インディアン」だとカミングアウトしたときは、驚いたけれど・・・関係ないけどね。

It's A Good Day
To Die
Go Back To
Your Woods
Ghost Dance
LIVE on BBC
Performs on
Jimmy Fallon

 共演もいろいろ。

Who do you love
& Eric Clapton
I Shall Be Released
& Elvis Costello
Hail! Hail! Rock'n'Roll
& Chuck Berry
Somewhere Down
The Crazy River

自伝、今度買って読んでみよう。凄くいろいろ奥深い話がありそうだ・・・

I Shall Be Released

 最後に、
 なんか最近、耳の病気をカミングアウトしてて心配な Clapton と二人で唄うこの名曲で。  二人とも随分年齢を感じさせるけどまだまだ頑張って欲しい。

 おやすみなさい。

 

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久しく名前を聞くことがないが、この天才の Blues フィーリングを忘れられない。30代で召されてしまったが、存命なら音楽の歴史も大きく変わっていたことだろう - Mike Bloomfield -

 事務所引っ越しの影響で(あぁ、言い訳だな)、ブログ更新が滞ってしまった。まだまだ数多く紹介したいアーティストがいるのだから、続けなきゃ。ねぇ、林さん(故人で恩人の大好きだった人)。
Bluesの持つ魅力にとり憑かれ、LPレコードを漁っていた頃、とても印象的なジャケットに出会った。二人の顔のイラストが大きく配置されたそのアルバムにとても興味を持ち、ジャケ買い。

 それが、白人Bluesギタリスト(こういう言い方も今は差別という方も、多いのだろうな)として、個人的には一番だと思っている "Mike Bloomfield" との出会いだった。

 音楽が好きなみなさんに聞きたい

レコードを聴いてて、身体が固まる。こんな経験ある?

Live Adventures of Mike Bloomfield & Al KooperLive Adventures of Mike Bloomfield & Al Kooper

 これ、「 フィルモアの奇蹟 "Live Adventures of Mike Bloomfield & Al Kooper" 」一緒に写っているのは、これも一世風靡した Al Kooper 当時、流行っていた スーパーグループ としてのユニットの流れ。
 どちらかというと、フレーズが印象的で覚えやすい(それも凄い事だけど)Eric Clapton がアイドルだった当時の私は、このアルバムを聴いて、身体の動きが止まってしまったことに驚いた。
 そう、な~んも出来なかった。ただ、聴きこむことだけ。

Dear. Mr. Fantasy
 最初は、Al Kooper のキーボードが印象的なのだけど、途中から、Mike Bloomfield のソロが始まり・・・なんだ、これは!
 Jeff Beck や、Jimi Hendrix ともまた違う、感覚的なギターソロ。一発でファンになってしまった。この時、彼25歳(!)

シカゴに生まれ育って、もう Bluesどっぷりで育ったんだろうね

 最初は、これも、Bluesの学校Peter Green も参加する(彼は後期)、Paul Butterfield Blues Band で活躍してたんだよね。

born in chicago
 born in chicago ・・・まさに自身のことだけど。何回この曲を聴いたことだろう。先の フィルモアの奇蹟 からどんどん遡ってレコードを漁ったことを想い出す。
Newport Folk
Festival
Walking
by Myself

Paul Butterfield Blues Band としては、これがひとつの頂点だったのかな。名盤「East-West」の発売

East-WestEast-West

 レコードもCDも所有。レコードは2枚目だ。このバンドと、Eric Clapton ほか3大ギタリストが通った Blues Breakers どちらもなんか Bluesの学校 みたいだなって思ってた。

Live at the Whisky A Go-Go/1966

 なんか凄い熱気が伝わってくるよね。

Work Song
/1966
Work Song
/1974

 定番 Work Song を、Mike が mike bloomfield&friends として演ったものも並べておこう。

 

そして、この後「Super Session」として、Al KooperStephen Stills と歴史に残る名盤を残すわけだ

 といっても、もうこれらの名前を聞いたこともないというミュージシャンにも良く会う。少し、さみしいね。

Albert's Shuffle
Stop
Man's
Temptation
You Don't
Love Me

 面白いアレンジで、大好きな Magic SamYou Don't Love Me 演ってくれてるー!
魔法の指を持ったギタリスト。その名も Magic Sam

 

彼も当時の幾人かの天才と同じく、薬に溺れ召されてしまう・・・

 1943年生まれで、1981年だから、38歳で逝ってしまった。
もし存命だったらその後の Blues Revival や ROCKの台頭にどのように参画していったのだろう・・・ほんとに残念。

 LIVE の活き活きとした彼の姿を観て欲しい!

Over Lovin' You
The Electric Flag
Drinking Wine Live
 
Reunion 1978
with Elvin Bishop
Fenway Theatre
1971

 二人の大御所との共演!

One More Mile To Go'
with Taj Mahal
It's My Own Fault
with Johnny Winter
Little Wing

 最後に、
Mike Bloomfield らしい解釈の Jimi Hendrix の名曲で

 おやすみなさい。

 

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(遅ればせ、あぁ2回目か)新年おめでとうございます。私事ですが、事務所を吉祥寺から一駅、三鷹に引っ越しました。本年もどうぞよろしくお願いします。

 新年おめでとうございます。この挨拶はもう遅いとは思いつつ・・・

本日、事務所引っ越しを行い、8年間お世話になった吉祥寺から、一駅

三鷹に引っ越しいたしました。

 

今年の抱負、目標、いや、願い、希望を・・・

 このブログで一度お伝えしたように、現在私は、旅行関連のWEBサービスを手掛ける「Orange株式会社」の一員ですが、


 該当記事:orange色に出会い、溶け込んでいます・・・テーマ "私" の最初に

 別に、音楽関連のWEB開発および武蔵野の地域に根差したサイト開発を行う「株式会社ツクルン」という事務所を運営しております。
(・・・といっても、一人法人。多くの優れたクリエイター仲間とユニット組んで活動しています)

 Orange では、今も新しいWebサービスはじめ、メディア保守やシステム開発などを行っており、ツクルンと合わせ、嬉しい忙しい日々を幸せにおくらせて頂いております。

 今回、諸事象により引っ越しとなったのですが、吉祥寺にはいろいろと思い入れがあり、本日は旧事務所のゴミ袋に囲まれながらしばし、ひとり感慨にふけっておりました。たくさんの幸せな出会いもありましたが、本年より、三鷹市にお世話になることとなり、気持ちも新しく、数多くの煩悩と闘いながら、よりいい仕事を、たくさんさせて頂こうと思っています。

 せっかくブログ再開したのだから、(簡単ではありますが)

年始の抱負(よくある、守れなくて後で後悔するやつ)を一応上げて、来年初頭に少し笑いたいと思います。
※ただし、色々事情もあるので、凄く抽象的・・・

 

2018年の抱負、目標 いや、願い、希望

  1. 仕事師としての自己を確立し、より信頼を得られる開発者になる
  2. 新しい技術に取り組み、少しは注目される存在になる
  3. 新しい地での仲間を増やしたい
  4. 本格的にバンド活動を再開する

はい。言ってしまいました。それでは、来年をお楽しみに。

 

みなさんの、幸せと健康と
(まじで)世の中の平和

を願ってます。

 

※東京、三鷹にいらっしゃることがあれば、どうぞ
 問い合わせフォームから連絡ください。
 コーヒーぐらいは出します。

 

2018/01/08