namiowelcomeの日記

ギターとバンドと映画と小説と私。たまにプログラム。

新年おめでとうございます。スタートを幸せな気分で切れる、ある意味理想的なスーパーグループがあるよ。こんなバンドを皆、いつか演りたいと思っている(と思う)。 - Traveling Wilburys -

 皆、ビッグネームなのだけど、一応覆面バンドとしてスタート。(それぞれ、"Nelson Wilbury:これは、ジョージ" とか、名前を付けてるのも楽しい))
 驚いたのは、あらゆるジャンルで名を成したスーパースターたちの組み合わせが、単に名寄せの感じではなく、ひとつのバンドとして個性、楽曲共にいい感じだった事だ。(サポートメンバーも凄い! )。
 "George Harrison" の人柄(?)や行動が強く反映れていたのか、とにかく、セールスマーケットでは異色だつたようだが、アルバムも制作している。
 最初は、「あぁ、大物のお遊びか」って思ってたけど、何曲か聴いてゆくうちに、「あぁ、いいバンドだなぁ。」という想いに変わっていった・・・ことを覚えている。

 ジャンルや世代という枠など感じない、いい音楽を楽しみ、届けてくれた・・・

こんなスーパグループ、他になかったんじゃないかな

The Traveling Wilburys Vol 1The Traveling Wilburys Vol 1

 「1988年に結成された覆面バンド」なのだけど、皆、そのメンバーは良く知られ愛されてきた人たち。
 メンバーであった、"Roy Orbison" の心筋梗塞での急死(なんとその後釜は、"Del Shannon" だったという噂もあった・・・ が、その彼も自殺)により、活動は終息していったのだけど・・・
 ただの "お遊び" に終わらない名曲も残してくれている。

※残念なことに、"Bob Dylan" と "Jeffrey Lynne" 以外は、天国に行ってしまった・・・

She's My Baby
 この曲は、Roy Orbison が亡くなって後、1990年後半。とてもいい感じの Hard Rpck'n Roll ・・・実は今のバンドで演らせてもらってる。
 ギターソロのところは、Gary Moore なんだよね。(彼も召されてしまった・・・)

 

George Harrison のシングルB面の曲 Handle With Care これが、トラベルの始まりだったんだね

 George のシングルのために、参加した5人。これが良かったらしく、そのままバンド演ろうぜ、になったらしい。いい話だし、凄く親近感覚える流れだ。

Handle With Care

 この曲は、もろ George フレーバーなんだけど、皆いい顔して演奏してるよね。Bob Dylan がマイクに一緒に寄り添って歌ってるのが楽しい。

 またこの名曲は、George 追悼の「George Fest」でも、Tom Petty 生前の 自身のライブでも披露されてる。ほんと、いい曲。

Tom Petty &
The Heartbreakers/2006
George Fest
/2014

 

ジャンル超えて、それぞれの持ち味のいいところが組み合わさり醸成された最高のバンド・・・あぁ、こんなバンドをいつか演りたい

Traveling Wilburys Vol. 1

 公式映像も多くあるので(そうじゃないのもあるけど)、まとめておこう。

Dirty World
End Of The Line
Not Alone anymore
Inside Out
Wilbury Twist
Runaway
Tweeter and
the Monkey Man
You Got It
rehearsel clip

 

こんな素敵なスーパーグループ。もう出来ないよね。

 メンバーでのLIVE映像などは、ないのだけど、Tom Petty は、その後の自身のLIVE で多くの楽曲を披露している。想いも強かったのかなぁ。

 メンバーの Interview映像はありますね。

Interviews MTV/1989

 もっと続いて欲しかったなぁ。George HarrisonTom Petty も、もういないなんて信じられない。

MTV Interview
1988
Traveling Wilburys
interview

 

きっと天国でも一緒に演ってるんだろうな・・・

Tom Petty- End Of The Line

 最後に、
Tom Petty が亡くなる前のLIVE で演っていたこの曲で。

 深いリスペクトを込めて。

 

The Traveling Wilburys に関わる 情報リンク ここにまとめていこ